MS 月例修正パッチの修正版が公開
マイクロソフトは、8月28日(日本時間)に、再起動不能や異常終了など深刻な問題が一部のユーザーで発生していたWindowsの月例更新プログラム(修正パッチ)を再公開しました。
本日公開(日本時間8月28日)された月例修正パッチの修正版を適用することで、「MS14-045」が更新され、問題を修正した新たな更新プログラム「KB2993651」を適用できます。
尚、新しい更新プログラムを適用する前に、以前の更新プログラムをアンインストールする必要はありません。また、更新プログラムが複数存在する場合でも、インストールする順番を考慮する必要もありません。
Windows Updateの自動更新を有効にしている方は、自動的に新しい更新プログラムがインストールされるため、新たに対策を行う必要はありません。
但し、全く問題が発生しなかったユーザーに対しても、問題となった以前の更新プログラムのアンインストールが推奨されています。
「KB2982791」のアンインストール方法
問題となった修正パッチは、セキュリティ情報「MS14-045」で公表された脆弱性を修正する更新プログラム「KB2982791」です。
- [コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]をクリックします。
- [Windows Update]を選択します。
- 画面左下の[インストールされた更新プログラム]メニューをクリックします。
- リストから「KB2982791」を選択します。
- 画面上部の[アンインストール]をクリックします。
Windows8.1の利用者の留意点
Windows 8.1の利用者が、新たな更新プログラムをインストールするには、2014年4月に公開された「Windows 8.1 Update(KB2919355)」が予めインストールしておく必要があります。
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