Windows10 November 2021 Update 一般公開

マイクロソフトは、2021年11月17日(日本時間)に、機能更新プログラム Windows10 November 2021 Update(Ver.21H2)を一般公開しました。Windows10(Ver.21H2)は、今年5月19日に公開した、Windows10(Ver.21H1)に続く、Windows10の大規模なアップデートです。

2021年10月5日(日本時間)には、すでにWindows11が公開されていますが、アップグレードできない端末や、不具合を避けて安定したOSを使い続けたい場合、このバージョンを選ぶことになります。Ver.21H1と比較して大きな変化はありませんが、セキュリティ面が強化されます。

機能更新プログラムとは、1年に2回公開される、Windows10のアップグレードプログラムのことです。適用することでWindows10の新機能を利用できます。
バージョン番号は、西暦2021年を「21」と表記し、1年を半期(harf)で分けて[H1/H2]で表記されます。

[Windowsの設定]→[更新とセキュリティ]→[更新プログラムをチェック]ボタンを押すと、バージョン(Ver.21H1)を適用済みのアップグレード可能な端末に限り、機能更新プログラムの案内が表示されます。

更新プログラムをチェック

[ダウンロードしてインストール]をクリックしない限り、自動でアップグレードされることはありません。
アップグレードにかかる時間は約10分です。

Windows10 November 2021 Update(Ver21H2)は、Windowsダウンロードセンターから手動で適用することもできますが、無用なトラブルを避けるために、Windows Updateによる配信アナウンスがあるまでしばらく(2~3ケ月)様子をみることを推奨しています。

手動でアップデートする方法

Windowsダウンロードセンターから、Windows10 November 2021 Update(21H2)の更新アシスタントと、メディア作成ツールを利用することができます。

[今すぐアップデート]をクリックすると、Windows10更新アシスタントを利用し、使用中パソコンをその場でアップデートできます。
※無用なトラブルを避けるために、2~3ケ月はこの操作をしないでください。

  • Windows10更新アシスタントは、現在利用しているWindows10を、手動で新しいバージョンにアップグレードするためのツールです。
  • メディア作成ツールは、Windows10の新しいバージョンにアップグレードするためのISOイメージファイルやインストールUSBメモリを、DVD-RやUSBメモリに保存することができるツールです。

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